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【全国で活躍する産後ケアリスト
川村美星さん(2)
-地域での産後ケアだけでなく、全国の産後ママのお悩み相談も】

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前回に引き続き、川村産婦人科の事務長で産後ケアリストの川村美星さんにお話を伺いました。

(画像は「京都新聞 マイベストプロ京都」サイトより拝借いたしました)

以前から産後ケアには力を入れていた川村産婦人科ですが、最近では行政とともに産後ママをフォローする体制づくりにも力を入れています。

「私が産後ケアリストになった後、京都市が産後ケア事業として『スマイルママ・ホッと事業』をはじめることが決まり、当院も提携医療機関として協力しています。
最長1週間のショートステイやデイケアなど、これまで行っていた『ゆったり入院プラン』と似たようなサービスですが、市が行なっている新生児等訪問指導と連携して、保健師や助産師が訪問時に気になったママにはショートステイやデイケアを紹介するなど、より多くの方に利用していただけるしくみになっています。

また、京都市では、平成29年4月から産婦健康診査費用の助成制度がはじまりました。『産婦健康診査受診券』を使うと、いわゆる2週間健診、1ヶ月健診の費用を京都市が助成するという制度で、産婦健康診査受診券には産後うつ状態を判断するチェックシート(エジンバラ質問票)がついていて、うつ状態のシグナルが出ているママには面談を促すなど、早期にケアできるような工夫がされています。

当院の場合、面談が必要なママには私が産後ケアリストとしてお話をうかがいます。面談後、報告書を作って保健センターと共有し、その報告書を念頭に保健センターの保健師や助産師が新生児等訪問指導を行なうなど、官民一体で産後ママを支援するしくみになっています。
面談をする人や報告書を書く人がいないところではこうした連携は難しいのですが、当院の場合、私が専門家の立場で面談し、報告書も作成できるため、行政と当院とで、切れ目なく産後ママに寄り添えるようになったと思います。」
と、産後ケアリストという立場が行政との協力体制を築く上で一役買っていることがうかがえます。

さらに、川村さんは産後ケアリストとして、昨年、京都新聞社の主催する「マイベストプロ京都」に登録されました。「マイベストプロ」とは各分野の専門家(プロ)が登録され、色々な悩みやお尋ねにそれぞれのプロがメールでお答えする、というサイトです。
「遠方の方でも、悩める産後ママの悩みや不安に対応できるようになり、産後ケアリストとして非常にやりがいを感じる仕事です。」
と、川村産婦人科の外でも産後ケアリストとして活躍の場を広げています。

★川村美星さんの「マイベストプロ」サイトはこちら▼
http://mbp-kyoto.com/kawamura/
(次週につづく)

●川村産婦人科(医療法人仁愛会 川村産婦人科)
http://www.kawamura-lc.net/doctor

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お電話03-6272-3542(11〜17時・土日祝日を除く)または、メールで名前・住所・電話番号・メールアドレスをjimukyoku@sango-care.jpまでお知らせください。
     
カリキュラムの詳細は協会HPをご覧ください。
https://sango-care.jp/lectures/

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