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台湾産後ケアレポート 高澤明岐からの現地報告 3

こんにちは!

日本産後ケア協会台湾調査員の高澤明岐です。
夏を思わせる台湾から第3弾!産後ケアレポートをお送りします。
今回は「産後院@台湾のサービス内容」についてレポートです!

台湾では「こちら(台湾)で出産した」、と言うと、
必ずといっていいほど「月子中心(産後院)に入った?」と質問されます。

私が今まで出会った、台湾で出産した日本人は全員、産後院を利用していました。
いろいろな産後院のサービスをリサーチしましたが、どこの産後院も同じようなサービス内容であることが分かりました。
前回レポートしたサービスは、産後院の基本的サービス(?)のようです。

他にも基本的に下記のようなサービスがあります。
・母乳をあげたい、でも夜寝たい、というときはあらかじめ絞った母乳を冷蔵庫や冷凍庫で保管してもらい、夜看護師さんに与えてもらう。
・毎日、母乳やミルクをあげた時間や回数、うんちやおしっこの回数のチェック。
(親子同室の場合は定期的に看護師が部屋にチェックに来ます)
・お母さんに合った授乳姿勢の指導(色んな授乳姿勢の指導があります)

私が話を聞いたなかで、高級な産後院に滞在した友人もいました。
費用はなんと一泊10,000台湾元(30,000日本円!!)とかなりお高め。
友人は1か月そこに滞在したので、雑費などを合わせると総額日本円にして100万円近く(!)かかったそうです。
その費用は、なんと義理のご両親(台湾人)がすべて負担してくれたとか・・・(驚)
さすが、産後のケアを重視する台湾だからこそ、ですね。

そこは芸能人も利用する、非常に有名な産後院で、高級ホテルさながらの施設です。
部屋には毎日、アメニティーやお茶、ミネラルウォーター、ビスケット、果物が用意されるそうです。
施設内にはプール、スパ、ジム、美容院、レストラン、カフェまであって、滞在した1か月間、一歩も外に出ずに優雅に過ごしたそうです。

また全身マッサージや母の日にはカーネーションのアレンジメントをプレゼントされ、産後院を出る際にはケーキでお祝い!・・・(驚)

友人が良かったと思うのは、日当たりがよく見晴らしの良いサンルームがあり、毎日赤ちゃんを連れて行き、そこでボーっとしながらお茶を飲むことだったそうです!
なんて優雅な時間なのでしょうか!!!

このように友人が利用したこの高級産後院は、超至れり尽くせりのお姫様待遇ですが、普通の産後院でも十分至れり尽くせりの待遇が受けられると思います。

台湾では、産後少なくとも1か月は、赤ちゃんのお世話を誰かに手伝ってもらい、母親は心身の回復に専念するべき、というマインドがあるのだと感じます。

そのため、日本人は産後院でも親子同室を好むようですが、台湾人は一日の大半、赤ちゃんを預けて自分は休む、という人が多いようです。

産後の母と子の過ごし方について、賛否両論あるとは思います。
ですが、台湾の産後院を利用してみて、私が出産前に想像した、「産後、ボロボロの体で赤ちゃんのお世話をしている自分」は杞憂だったと思いました。
もしも、退院してすぐ家に戻っていたら・・・?と考えると、恐ろしくなるほどです

産後ケアの概念がもっともっと日本に広まり、少しでも楽しく子育てできる環境ができればと願っています。

写真は永越護理之家ホームページよりお借りしてきました。

台湾3弾 1拡大 台湾3弾 2 拡大

台湾3弾 3拡大

次回は「台湾の子育て事情」についてレポートする予定です。
どうぞお楽しみに!

一般社団法人日本産後ケア協会 
台湾調査員高澤明岐