協会とは

日本産後ケア協会について

理念

お母さんが幸せだと、家族みんなが幸せになる

出産後はとかく赤ちゃんだけのケアに目がいきがち。

しかし、子育てにたいへんな母親の幸せも追及しなければ、家族は幸せにはなれない。

産後の女性の心とからだをサポートする産後ケアという概念を普及させることにより、

母親の負担を軽減し、日本の家族の満足度を向上させ、社会全体のしあわせ指数を向上させます。

MISSION実現したいこと

「産後ケア」の重要性をひとりでも多くの人に認知してもらうことより、
出産後の女性のライフスタイルに新たに「産後ケア」の概念を組み入れ、
日本における少子化対策、地域の子育て支援、虐待防止に貢献する。

妊娠中の女性にさまざまなケアが必要なことはすでによく知られています。
しかし出産「後」の子育てに忙しいお母さんの心とからだに「ケア」が必要だということは、
あまり知られてきませんでした。

また、核家族化が進行し、地域との関係も希薄になり、身近に相談できる相手がいなかったり、
子供に接する機会のないまま母親になってしまう女性の増加など、
家庭や地域の「子育て力」の低下が懸念されています。

こうした状況の中、産後のお母さんと子どもを中心とした
専門職による包括的な育児支援が強く望まれています。

これらのニーズに応えるため、「産後ケア」という概念の普及、
またそれを促進するための専門職「産後ケアリスト」の育成、
産後の母子をケアする「産後ケアセンター」の促進などに取り組むことにより、
日本における少子化対策、地域の子育て支援、虐待防止に貢献することを目的に設立しました。

ISSUE取り組む課題

1  
産後ケアにおけるさまざまな制度やサービスを利用することにより、特に母親のストレスを軽減し、より楽しく有意義な子育てができる家庭を増やす。
2
赤ちゃんの世話がたいへんな時には、第三者に頼っていいんだ!という考え方を日本に普及し、悩める女性が子育てに幸福を感じられる世界を創り出す。
3
出産「後」の母親と赤ちゃんにとって、ケアだけではなく母子を取り巻く快適な環境創りも目指す。
4
産後ケアセンターを、地域の子育て支援資源と繋ぐ役割を持たせ、利用者が地域での暮らしに帰っていく際の橋渡しの機能を持たせる。
5
産後ケアリストとして、特に出産・子育てを終えた女性が経験を活かして活躍できる場を創出し、仕事を通して前向きに生きる女性を増やす。
6
産後ケアリストのサービスを利用した女性が子育てを終えたのち、将来自分が「産後ケアリスト」として活躍できる相互助け合いの循環型子育て環境を実現する。

代表メッセージ

出産を終えたすべてのママに産後ケアが届けられ
子育てに喜びが感じられる社会をめざして

日本産後ケア協会は、子育て支援団体の中でも特に「産後ケア」の必要性を広める役割を担っています。

2013年、この協会をスタートした頃は、まだ産後ケアに対する理解がほとんどされていない時代であり、産後ケアを軸に活動している団体もほとんどありませんでした。

そんな中、この団体をスタートして気付いたことがありました。

それは「システムが錆びついている」のです。
このことは、もしかしたら日本社会全体の問題点かも知れませんが。

これじゃいかん!と。

それならば私の知恵と体力で、変えられることがあるならば変えていこう、と。

椅子取りゲームのように数が限られた椅子を奪い合うのではなく、新たな椅子を作る協会になろうと。

その想いは、産後ママ限定のバスツアーをはじめ、夜間無料電話相談、バギーでアートと銘打った赤ちゃん連れでの美術鑑賞、倉庫会社との連携で赤ちゃんグッズのお預かりサービス、京都町家を利用した産後ケアサービス、そして産後ケアマッチングサイトなど、多くの他業種の企業さまに助けられながら、新たな椅子(=日本で初めての事業)を作り続けてきました。

その中には事業として継続しないものも当然ありましたが、それはそれとして私の生きる姿勢のようなものは、私を応援してくださるみなさんにもお見せできたのかな、とも思っています。

この困難な時代に、夢を夢として終わらせるのでなく、したたかに実現していくことこそが人生の醍醐味。

どんな仕掛けをしたら、この子育ての世界をより良いものに変えられるのか。
そんなことを考えながら、社会に仕掛けていくのは心底楽しい。

これからも産後ケアの力を信じ、個人、団体、企業、行政のみなさまと力を合わせ、家族、地域、社会、そして日本の課題解決に積極的に取り組んでいきます。

これからも産後ケアの力を信じ、個人、団体、企業、行政のみなさまと力を合わせ、家族、地域、社会、そして日本の課題解決に積極的に取り組んでいきます。

理想となる未来を描き、創り、残し、そして次世代にバトンを渡していく。

未来は目指し、創るべきものです。

代表理事 大久保ともみ

顧問メッセージ

子育て支援推進のために

日本の妊産褥婦の自殺率は海外と比較すると極めて高く、特に妊娠から産後1年までの死亡原因の第一位であることが知られています。この状況を打開するためには、妊娠や産後ケアも含めた子育てに関わるヘルスリテラシーを高める教育と、切れ目のないさまざまな母子支援が重要です。

そして母と子が心身ともに健康に過ごせるようにするためには、夫をはじめとする周囲の人々や支援に携わる人々の知識・対応レベルを高め、コミュニケーションや連携を図り、支援が正しく機能することが重要となります。
「母子に優しい社会」に変えるためにも、皆がヘルスリテラシーを高め、問題点を共有し、個々に解決を図り、安心して子育てができるよう妊産褥婦や家族を支援できるシステムを作り上げることが急務です。

このサイトに訪れてきてくれた多くの方が、産後ケアを含めた専門的知識を身につけ支援者になってくれることが、今後の子育て家庭の社会問題の解決にきっと繋がることと期待します。

順天堂大学医学部産婦人科学講座 名誉教授・客員教授 / 恩賜財団母子愛育会愛育研究所 所長 竹田省(たけださとる)

順天堂大学医学部
産婦人科学講座
 名誉教授・客員教授

恩賜財団母子愛育会
愛育研究所 所長

竹田省(たけださとる)

顧問 竹田省

協会概要

団体名 非営利型一般社団法人日本産後ケア協会 Japan Postnatal Care Association (JPCA)
設立 2013年3月5日(産後ケアの日)に設立
事業内容
  • 1.産後ケア、産後ケアリスト、産後の母子をケアする施設、育児に関する総括的な調査研究、情報収集及び情報提供
  • 2.産後ケア、産後ケアリスト、産後の母子をケアする施設に係る普及啓蒙活動
  • 3.産後の母子のための快適な環境創りに関する総括的な調査研究、情報収集及び情報提供
  • 4.産後の母子のための快適な環境創りに係る普及啓蒙活動
  • 5.出産の「後」に特化したヘルスケアプログラム及び快適環境プログラムの研究開発
  • 6.産後ケアリスト等の人材育成及び資格認定事業
  • 7.海外の産後ケアの紹介、情報提供
  • 8.セミナー・シンポジウムの開催
  • 9.会報、出版物及び教材の発行
  • 10.行政・法人との連携及び協力の推進
  • 11.その他目的を達成するために必要な事業
理事
  • 代表理事 大久保ともみ
  • 理事 日原行隆
  • 理事 木本珠里
  • 監事 岩川辰也
顧問
  • 竹田省  順天堂大学医学部産婦人科学講座 / 名誉教授・客員教授
         恩賜財団母子愛育会愛育研究所 / 所長 
  • 久山純弘 日本国際連合協会理事 / 国連大学客員教授
  • 松永佳子 東京慈恵会医科大学教授(看護師・助産師)/「産後ケアリスト認定講座」監修者
所在地 協会本部・事務局 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1 新紀尾井町ビル3F
メールアドレス jimukyoku@sango-care.jp
Main office 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1 新紀尾井町ビル3F TEL&FAX.03-6272-3542

沿革&活動実績

                        
2013年3月 「ママセミ」(産後ママ向けセミナー)スタート
2013年7月 【韓国産後ケアセンター視察訪問】弊協会の大久保ともみ代表理事が、KOTRAの招待により産後ケアセンター先進国である韓国を訪問。産後ケア事業者7社と面談し、産後ケアセンター2カ所を視察。今後の日本での産後ケアセンター普及に向けて、大きな足がかりとなる。
2013年11月 産後ケア人材育成認定制度「産後ケアリスト認定講座スタート」
2014年2月 産後ママ向け夜間電話相談「Dream Time Call」プロジェクトがスタート
2014年2月 海外産後ケアレポート配信プロジェクトスタート
2014年2月 「こんにちは赤ちゃん訪問事業」千葉県佐倉市より委託、講師派遣。
2014年3月 森美術館との協会1周年記念イベント「バギーでアート!」開催(アンデ・ウゥーホール展) 同日、主婦の友社、日本財団等との共同企画「産後ママの幸せってな~に?」@六本木アカデミーヒルズにて開催
2014年3月 法人向け産後ケアコンサルタント事業スタート
2014年4月 かわのみみこ助産師のブログ「旅するお産婆~みみこの世界一周物語」スタート
2014年5月 「全国産後ケア施設一覧」情報提供プロジェクトスタート
2014年9月 日本産後ケア協会×寺田倉庫新プロジェクト 「産後ママのためのminikura」サービススタート(1年のみの企画により現在は終了)
2014年11月 協会×H,I,S×日本財団の3社合同企画による日本で初めての産後ママ限定のバスツアー開催
2015年1月 ブックレット「産後ケアはどうして必要なの?」発行
2015年3月 協会3周年イベント「産後ママのためのハッピーアート&ヘルシーフード」開催
2015年9月 ベビーシッター会社「株式会社ポピンズ」と提携
2016年3月 鳥取県三朝町の母親学級にてブックレット「産後ケアはどうして必要なの?」配布決定
2016年3月 産後ケアリスト認定講座 協会主催赤坂見附校スタート
2016年4月 大阪府福祉部子ども室子育て支援課が運営する「ふぁみなび」に子育てを応援する協力団体として加入
2016年5月 日本政策金融公庫との協働により「起業塾セミナー」開講
2016年6月 東京都北区の「子育てママ応援塾 ほっこり~の」と提携
2017年1月 産後&子育て事業に特化した産後ケアリスト起業塾 スタート
2017年5月 産後ケアリスト認定講座 協会主催福岡校スタート
2017年6月 産後ケアリスト認定講座 協会主催大阪校スタート
2017年7月 名古屋支部、福岡支部 設立
2017年10月 産後ケアリスト認定講座eラーニング スタート
2017年11月 「日本産前産後ケア・子育て支援学会」常務理事に協会代表理事の大久保ともみが選出される
2018年1月 産後ママ専用夜間無料電話相談「Dream time call」が目黒区子育て支援サービスとしてスタート!
2018年4月 岩手支部 設立
2018年11月 人気子育て雑誌が選ぶ子育てトレンド「第11回ペアレンティングアワード2018」に日本産後ケア協会が産後ケア・産後ケアリスト部門で受賞
2019年2月 LINK!WINK!プロジェクトスタート
2019年4月 産後ケアサービス専門サイト「MAMA'S HEAVEN」スタート
2019年5月 産後ケア施設「&Sango Care Kyoto」を京都西陣にオープン
2019年7月 7月12日 KBS京都Radio「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に代表理事大久保ともみ出演
2021年5月 会員向け産後ケア起業コンサルタント事業スタート
2021年12月 世田谷区(せたがや子育て利用券)、練馬区(育児支援ヘルパー)委託事業スタート
2022年2月 住友生命グループのアイアル少額短期保険「ママと赤ちゃんの医療保険」の付帯サービス企業として協力スタート
2022年9月 代表理事 大久保ともみが、監修者としてマーケティングレポート「産後ケア施設」(出版社:綜合ユニコム株式会社)発行
2023年4月 「メディケア生命保険」産後ケア在宅訪問サービス事業において共働スタート
2023年5月 産後ケア&子育て情報動画配信サービス「MEET LEARNING(ミートラーニング)」スタート
2023年7月 株式会社ポーラ運営産後ケアアプリ「mamaniera」監修及び動画提供

産後ケア新規事業コンサルタント実績

  • 三菱地所
  • 三井不動産
  • 住友不動産
  • 大和ハウス
  • 大東建託
  • 関西電力
  • アサヒビール
  • パナソニック
  • POLA
  • 生協/コープ
  • 住友生命
  • コンビ
  • 近畿日本ツーリスト
  • H,I,S
  • ホテルニューオータニ
  • ピップ
  • 寺田倉庫
  • アクアクララ
  • 産後ケアセンター
    Mammy Camp TOKYO BAY
  • 産後ケアホテルMamma Levata 等

大企業及び中小企業、
医療機関実績多数

  • 70件以上の事業アイデア審査・個別相談支援
  • 40件以上を事業化併走支援
  • 20件以上の社内新規事業のPMFを達成
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