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最新NEWS

  • 2016.2.25 お知らせ
  • 【赤坂見附校限定!】

    3月20日までに2+1級同時お申込みの方は、
    2級受講料30,000円→15,000円の半額に!

    【2級】1日4時間の初心者対象です
    ■日程
    ・協会第6期 3/25(金)10〜16時(お昼休憩、認定試験、各1時間含む)
    ・協会第7期 4/3(日)10〜16時(お昼休憩、認定試験、各1時間含む)
    ・協会第8期 4/16(土)10〜16時(お昼休憩、認定試験、各1時間含む)
    ■受講料30,000円
    (別途、テキスト代4,000円、認定試験料10,000円必要)
    *2+1級同時お申込みの方は2級受講料30,000円が15,000円に!

    【1級】1日3時間×12日間、産後ケアリストとしてお仕事ができます
    ■日程 5/15.22.29.6/5.12.19.26.7/3.10.17.24.31 毎週日曜日14〜17時
    ■費用 受講料172,000円
    (別途、テキスト代6,000円、認定試験料12,000円必要)
    赤坂見附校の最寄駅は「赤坂見附」駅徒歩4分
    カリキュラムの詳細は協会HPをご覧ください。
    http://sango-care.jp/school.html

    〜お申込み方法〜
    ・メール:お名前、電話番号、メールアドレスをjimukyoku@sango-care.jpまでお知らせください。
    ・お電話:03-6272-3542

  • 2016.2.19 お知らせ
  • 【産後ケアリスト認定講座】赤坂見附校 新たに開講決定!

    協会主催の認定講座が再びスタートいたします。
    【2級】1日4時間の初心者対象です
    ■日程
    ・協会第5期 3/25(金)10〜16時(ランチ、認定試験、各1時間含む)
    ・協会第6期 4/3(日)10〜16時(ランチ、認定試験、各1時間含む)
    ・協会第7期 4/16(土)10〜16時(ランチ、認定試験、各1時間含む)
    ■費用 44,000円(受講料30,000円+テキスト代4,000円+認定試験料10,000円全て含む、消費税込)

    【1級】1日3時間×12日間、産後ケアリストとしてお仕事としてができる
    ■日程 5/15.22.29.6/5.12.19.26.7/3.10.17.24 毎週日曜日14〜17時
    ■費用 190,000円(受講料172,000円+テキスト代6,000円+認定試験料12,000円全て含む、消費税込)
    赤坂見附校の最寄駅は「赤坂見附」駅徒歩4分
    カリキュラムの詳細は協会HP認定講座ページをご覧ください。
    http://sango-care.jp/school.html

    〜お申込み方法〜
    ・メールの場合:お名前、電話番号、メールアドレスをjimukyoku@sango-care.jpまでお知らせください。
    今すぐ申込み可
    ・お電話の場合:2月26日11時〜受付開始
            tel:03-6272-3542

  • 2016.1.18 お知らせ
  • 【大阪梅田校 開講決定】

    産後ケアリスト認定講座が大阪梅田校でも開講が決定いたしました。
    大阪をはじめ、兵庫や京都などにお住まいの方からの参加をぜひぜひお待ちしております!
    〜大阪梅田校 第1期生募集中〜
    開講日
    2級:4/21(木)10〜16時
    会場:大阪梅田校大阪市北区茶屋町1-27 ABC-MART梅田ビル(阪急イングス)7F
    お問合せ:0120−49−0419

  • 2016.1.13 海外情報
  • 【アメリカ西海岸産後ケアレポート 村田友紀からの現地報告 4】アップしました

    今回は幼稚園事情のレポートです。
    お子様を日系のプリスクールに通わせていらっしゃる村田レポーターが、自分の目で確かめた様々な幼稚園の特徴をお知らせします。

    現地報告4はこちら。

  • 2015.12.15 お知らせ
  • 【年末年始休暇のお知らせ】

    12月26日(土)〜1月5日(火)までお休みとさせていただきます。
    休暇中はみなさまにはご不便をおかけすることとなりますが、ご了承いただけましたら幸いです。
    なお、年始は1月6日(水)11時から活動をスタートいたします

  • 2015.12.6 お知らせ
  • 【産經新聞11月24日(火)朝刊に協会代表大久保ともみのインタビューが掲載されました】

    「母親が1人で子育てを抱え込む必要はない。人に頼ったりサービスを使ったりして、自分が楽になれる時間を作り、余裕を持って育児をしてほしい」とのコメント。
    私たちは、産後ケアに関するあらゆるサービスが気軽に受けられる環境創りをめざして活動していきます。

    サンケイしんぶん

  • 2015.11.5 お知らせ
  • 【産後ケアリスト認定講座 講師募集】
    〜首都圏、名古屋、京都、大阪、福岡地区で講義可能な方〜

    医療系大学教授や日本赤十字社、自治体の嘱託助産師、開業助産師などが講師として活躍する「産後ケアリスト認定講座」開講校舎増加に伴い、講師を緊急募集いたします。
    看護師や助産師の専門知識をお持ちの方、ご自分のスキルを活かしてみませんか?
    ご興味のある方は下記フォームにてお問い合わせください。
    http://sango-care.jp/contact.html

    講師募集1  講師募集3

  • 2015.11.4 海外情報
  • 【アメリカ西海岸産後ケアレポート 村田友紀からの現地報告 3アップしました。】

    カリフォリニア在住9年目の村田友紀さんは、すっかりアメリカのパーティー通です。
    ハロウィンやクリスマス、子どものためにとことん準備します。
    今回はバースデーパーティに大忙しのママの奮闘を賑やかな写真と共にお伝えします。
    現地報告3はこちら。

  • 2015.10.29 お知らせ
  • 【産後ケアリストとしてのホスピタリティ――1級認定講座・第12回授業レポート】

     

    10月23日(金)、産後ケアリスト1級認定講座の第12回授業がヒューマンアカデミー新宿校で行われました。

     

    最終回となる第12回のテーマは、『産後ケアリストとしてのホスピタリティ』。産後ケアリストならではのホスピタリティについて実習で学んでいきます。

     

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    第12回の講師は、マナー接遇研修講師として活躍する冨田静江さん。日本航空国際線客室乗務員として在籍中、長年新人の指導育成に携わってこられた経験から、ポイントを押さえた実践的な「気配りのコツ」「身のこなしの基本」などをご教示いただきました。

     

    「ここまで受講生の皆さまは、33時間にわたって産後ケアリストとしての知識と技術を学んでこられました。本日、認定1級産後ケアリスト講座の最後の授業に学ぶ“ホスピタリティ”は、その知識と技術をよりいっそう輝かせてくれるためのものです」(冨田さん)

     

    ホスピタリティは「心のこもったもてなし」「歓待」という意味をもつ言葉。産後ケアにおける気配りの基本であり、クライアントの満足度に直結する大切なものです。

     

    「モノやお金や時間をかけるよりも、ある意味で、最もクライアントに喜んでいただけるものが“ホスピタリティ”と呼べるかもしれません」(冨田さん)

     

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    まずは受講生全員が、「ホスピタリティを感じた体験」について語ります。どんなもてなしをうけたか、どんな感動を受けたか、一人ひとりの実体験を全員でシェアしていきます。

     

    旅先のホテルでの対応や、レストランのスタッフのもてなし、茶道教室の家元の心遣いや公共施設での利用者への気配りなど、受講生の発表するさまざまな体験談の中から、冨田さんはいくつかのキーワードを挙げます。

     

    「思いがけないサプライズ。居心地のよさ。自然さ。そして、愛を感じさせてくれる表情や言葉。これらはすべて、ホスピタリティに欠かせない重要なキーワードです。

     

    ホスピタリティについて教えるとき、私はいつも“満足より感動を”とお伝えしています。期待している以上の予期せぬことを提供する。それが、クライアントの感動につながります」(冨田さん)

     

    クライアントの実感が期待値を上回ったとき、感動が生まれる、と冨田さん。

     

    「客室乗務員時代、最終便にご搭乗されているお客様の心理状態について皆で考えたことがありました。東京・大阪間のほんの数十分でも、ビールを召し上がりたい…というお客様は、いったいどのようなお気持ちなのか――。じっくりと掘り下げた結果、おそらくお客様は、1日のお仕事の疲れを機内で癒したいのだろうと考えました。

     

    そこで、“今日も1日お疲れさまでございました”という言葉を添えてお飲み物を提供し、お客様をお送りしたところ、たいへんな反響がありました。“本当にうれしかった”“心がホッとした”というお手紙を後日たくさん頂戴し、私たちも多くの感動をいただきました」(冨田さん)

     

    現場経験が豊富な冨田さんならではの、実践的なエピソードがたくさんちりばめられた授業。受講生は皆、「なるほど」と深くうなずきながら聞き入っていました。

     

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    次に、産後ケアリストとしての「印象管理」について学びます。

     

    「人は第一印象でほとんどが決まります。信用は、いちど失ってしまうと、それを取り戻すのがとても大変です。産後ケアのように、短時間でクライアントの懐に入っていくお仕事では、特に第一印象を気づかって、クライアントに信頼していただけるよう配慮したいですね」(冨田さん)

     

    まずは自分の印象を自己評価するために、グループワークを行います。3つの班にわかれて、印象シートに記入。自分の印象を自己分析するとともに、グループの仲間の印象も記入していき、自分分析と他者評価にどれくらい差があるかを確認します。

     

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    自己評価と他者評価の結果を比べてみて、受講生のSさんはこんな感想を話してくれました。

     

    「自分の感じ方と他者の感じ方にかなり違いがあり、とても面白かったです。見る人によって感じる部分、印象に残る部分が違うのだなと実感しました。

     

    相手が自分のどこを見ているか、相手が考えている期待値は、それぞれに違うのですよね。マニュアル通りではなく、常に相手の期待を想像し、それを超える産後ケアリストになっていきたいと心を決めさせられた授業でした」(Sさん)

     

    Sさんは4人の子育てをしながら全12回の産後ケアリスト講座に通われました。1級認定産後ケアリスト講座は、ヒューマンアカデミー新宿校ほか銀座、大宮、横浜などでも行われているため、やむをえず欠席した場合も別の教室で振り替え受講が可能です。しかし、Sさんは1回も休講することなく最終日の試験に臨むことができました。

     

    「子どもたちを預けての週一回の受講、三ヶ月間はあっという間でした。今回、私が受講できたのも、周りのサポートあってこそ。改めて感謝できたとともに、やはり子育て中のママや産後の女性には、周りのサポートが必要だと身を持って感じました」(Sさん)

     

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    ご自身の4回の出産と産後を振り返りながら、産後ケアリスト講座で学んだひとつひとつの知識が「そういうことだったのか!」という納得につながった、というSさん。

     

    「一緒に受けていた方々の意識が非常に高く、とても刺激をされながら講座を受けることができました。私は医療者ではないので、技術としてできることは範囲が狭いかもしれません。だからこそ、病院では受けられない、クライアントの心の中に寄り添ったケアとホスピタリティを追求していきたいと思います」(Sさん)

     

    授業は、「印象」を高めるためにどうすればいいか、という実践編へ移ります。

     

    「第一印象で最も大切なのは、表情と発声です。客室乗務員の表情・発声レッスンでよく使われる言葉に“リリィ”“フリージア”“スイートピー”“ワイキキ”“ハワ~イ”というフレーズがあります。この5つの言葉は、表情筋が効率よく鍛えられ、口角の上がったにこやかな明るい表情をつくってくれます」(冨田さん)

     

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    そして、その次に印象を左右するのは「所作」。ドアを閉める、カーテンをしめる、引き出しを開け閉めするなど、クライアントのプライベートスペースに入ってケアをする産後ケアリストは、小さな所作にこそ感覚を研ぎ澄ますべき、と、冨田さんは言います。

     

    「所作は日々の小さなことの積み重ねです。何かを取ってさしあげたり、家事のお手伝いをする際も、そっと音を立てず、やわらかい動きを心がけましょう。

     

    動作をするときは“曲線”を意識するとよいですね。くるりと振り向くにしても、手を差し伸べるにしても、直線的にパキッと動くのではなく、やさしく曲線を描くように動くと、相手に“間”を与えてさしあげることができます。このゆとりがあるかないかで、相手も気持ちの準備をすることができます。

     

    この人のそばにいると、なんとなく心地がいい、癒される――。そんな所作は“曲線”から生まれます」(冨田さん)

     

    挨拶の基本についても、冨田さんからしっかりとレクチャーを受けます。

     

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    「近年は、“こんにちは”の言葉と“おじぎ”が同時になる方がほとんどです。ですが、本来の挨拶のあり方としてはNG。挨拶の基本は先言後礼。“こんにちは”と目を見て挨拶をしたあと、深々とお辞儀をすると丁寧です」(冨田さん)

     

    また、家庭を訪問をした際の玄関先でのマナーもしっかりと学びます。靴の脱ぎ方、体のかわし方、荷物やコートのまとめ方や望ましい置き場所などについて、受講生と冨田さんがロールプレイングをしながら、理想の接遇について考えていきます。

     

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    最後に、美しい言葉づかいと会話の基本について学びます。きちんとした言葉づかいは、相手への尊敬を表すとともに、その人をより知的に輝かせる、と冨田さん。

     

    「美しい言葉は、アクセサリーよりも人を美しく見せると私は思います。そして、言葉は日々の積み重ね。急に体裁だけ整えても、すぐにボロが出てしまいます。正しい敬語を使うのはもちろんのことですが、それに加えて丁寧な言葉を自然に使えるようになると、産後ケアリストとしてさらに信頼感を増すことでしょう」(冨田さん)

     

    「わたし・僕」は「わたくし」、「わたしたち」は「わたくしども」、「だれ・どなた」は「どちらさま」。普段の使い方をほんの少し丁寧にするだけでも、相手へのもてなしの気持ちはぐっと伝わりやすくなります。

     

    「特にしっかりと使いこなしていただきたい言葉は、“いたしかねます”“わかりかねます”というお断りの言葉です。できません、わかりません、と、紋きり口調で相手を突き放してしまう印象をやわらげることができます。

     

    否定的なことを相手に伝えるときは、“クッション言葉”と“プラスアルファ”を忘れずに。“わかりません”と伝えたいとき、“申し訳ございません、あいにくわかりかねます。ご一緒にお調べさせていただいてもよろしいですか?”と、プラスアルファの情報や心遣いを付け加えると、相手にも誠意が伝わります」(冨田さん)

     

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    産後ケアリストとして、どこまで丁寧にクライアントへ接するか。そのさじ加減もまた、難しいポイントだと冨田さんは言います。冨田さんは接遇を教えるかたわら、ヘルパーとして介護の現場に入られることもあるそうですが、そこで得た貴重な経験をシェアしてくださいました。

     

    「わたくしのような者がお宅へお邪魔すると、介護者のご家族は皆さん“丁寧な人がきた”“きちんとした人に見てもらえる”と喜んでくださいます。ですが、介護されるご本人からは“丁寧すぎて緊張してしまう”ですとか“もっと友達のように接してもらったほうが居心地がいい”というお言葉を頂戴することもあります。

     

    ホスピタリティとは、自分のしたいことをするのではなく、相手が求めているものをご期待以上の精神でお返しすることです。客室乗務員はどちらかというと非日常を演出する職業ですが、ケアは日常の中に入っていくもの。気を抜いている状態や、逆に神経が過敏になっている状態のクライアントに接するという意識を、忘れないでいただきたいと思います」(冨田さん)

     

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    受講生のMさんは、長年茶道に親しみ、茶道講師もつとめる方。しかし、この日の授業では、クライアントに対峙した際の立ち居振る舞いや姿勢、言葉づかいについて、多くの発見があったと語ります。

     

    「信頼関係を築くためには第一印象、最初の出会いを大切に…という冨田先生のお話を大切にしたいと思いました。

     

    でも、それはスタートラインであって、人との関係のあり方は、相手の数だけあるのかもしれませんね。第10回、第11回のコミュニケーション学の授業で学んだ“相手のコミュニケーションタイプ”などを考えながら、時には明るく、時には穏やかに…、産後ママが安心できるよう、その場その場で最も求められているサポートをしていきたいと思いました。

     

    “何かを教えてあげる”のではなく、産後ママの気持ち、やり方を尊重する形で……。そのためにも、できるだけ透明な存在でありたい、と思います」(Mさん)

     

    産後ケアは最もプライベートな時間や空間、気持ちに寄り添う職業。誠実さや人間性がずばり問われそうで、緊張していますね…と、Mさんは語ります。

     

    最後に冨田さんは、全12回・35時間の講義を終えた受講生の皆さんに、こんなはなむけの言葉を贈ってくださいました。

     

    「3ヵ月におよぶ講義を終えて、皆さまは、産後ケアリストの資格以上に尊いものを手にされたのではないかと思います。

     

    それは“目的意識”です。

     

    目的を持って道を探求している方は、どんな方でも輝いています。そしてその内面の豊かさや輝きは、クライアントにも必ず伝わります。向上心と目的意識、そして日々の努力の積み重ねで、産後ケアリストとして活躍をされることをお祈りしています」(冨田さん)

     

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    最終回、ともに頑張ってきた受講生の皆さんで記念撮影。第1期生として「産後ケアリスト」の普及と啓蒙という責務も負っている皆さん。産後ケアが当たり前になる社会をめざして、それぞれの現場で挑戦の日々が始まります。

     

     

  • 2015.10.15 お知らせ
  • 【産後ママに寄り添うコミュニケーションとは――1級認定講座・第11回授業レポート】

     

    10月9日(金)、産後ケアリスト1級認定講座の第11回授業がヒューマンアカデミー新宿校で行われました。

     

    第11回の講師も、第10回に引き続き、東京医科大学医学部の藤本薫准教授です。藤本准教授の研究分野は「コーチング」。コーチングによる生活調整や保健指導などについて研究論文も発表されている専門家とあって、指導にもよりいっそう熱が入ります。

     

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    第11回のテーマは「コミュニケーション学(後編)」。産後ママへの声かけや傾聴の姿勢など、産後ケアリストとして習得しなければならないコミュニケーションスキルをさらに深めるため、グループワークやロールプレイなどの実技を中心に学びます。

     

    「前回学んだコミュニケーションの基礎知識を念頭に置いて、今日はたっぷりと実技を行いましょう。15名全員の受講生の皆さんとお話しができるように、どんどんパートナーをローテーションしながらワークを実践していきたいと思います。お互いに話がしやすくなるよう、体の向け方や声の大きさなど、環境づくりにも気づかいながら進めていきましょうね」(藤本准教授)

     

    今回の授業で行ったワークは、傾聴のスキル、共感のスキル、承認のスキル、質問のスキルです。受講者同士、聴く側になったり、話す側になったりしながら、さまざまなテーマでコミュニケーションスキルを磨いていきます。

     

    まずは傾聴のスキルです。傾聴で最も大切なポイントは、クライアントの話を否定しないことと、クライアントの話を取らないこと、と、藤本准教授は語ります。

     

    また、共感の基本は、目を見て、相づちを打つこと。相手のコミュニケーションタイプをよく見極めながら、声のトーンや表情、言葉の速さをコントロールするよう心がけましょう、と藤本准教授。

     

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    次は、承認のスキルです。承認のスキルは、コーチングにも非常によく用いられる手法。相手の変化や成果に気づき、それを伝えることで、相手に自信や気づきをあたえて寄り添います。

     

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    チャイルドマインダーやファミリーサポートなどの仕事を通じて、クライアント宅や自宅での託児をしているSさんも「承認」の重要性を痛感している一人です。

     

    「私は子どもが好きなので、産後ケアを学んだのも、お母さんとの関わりを通して子どもをケアしたいという想いからです。前回と今回のコミュニケーション学では、大人だけでなく子どもにも使えるスキルを学ばせていただいているな…と実感しています。えらいよね、すごかったね、よくがんばったね……。足りないところやできていないところばかりを指摘しがちな日本の文化。その中で、子どもたち、ママたちはどうしても萎縮しがちですし、褒められることに慣れていません。承認の言葉をたくさんかけて、子どもとママに寄り添いたいなと思います」(Sさん)

     

    次は質問のスキルです。相手の話を聴くとき、相手の話が広がる、問題が明確になる、視点が変わる、内容が具体的になるように、相手の思考を助ける質問をなげかけていくスキルです。

     

    傾聴、共感、承認、質問とさまざまなワークを経験しながら、「一つ一つがすべて仕事に役立っています」と語るのは、鍼灸師として開業されているTさんです。

     

    「体と心は密接に関わりあっています。私たち鍼灸師は、体のつらさをケアするだけでなく、患者さまの悩みを引き出すのも仕事。鍼灸の技能と同じくらい、コミュニケーションも必要な技能だということを実感しています。

     

    今回コミュニケーション学として2回の授業でしっかりと学んでみて、コミュニケーションがこれほどまできちんと学問として成立し、自己の研鑽でスキルアップする必要があるものだったとは思っていませんでした。とても新鮮な気持ちで授業に参加しています。

     

    産後の女性の心理的なストレスについて、自分の妻の様子などを見ながら体験的に理解していたつもりではありましたが、産後ケアリスト講座を通じて体系的・学術的に学ぶことで、知識のバランスがとれてきたという手ごたえがあります。例えば帝王切開をされた方の喪失感であるとか、母乳育児を通じた産後ママのこだわり感などは、男性である私には未知の世界でしたが、多くの事例をフォローできました」(Tさん)

     

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    最後はロールプレイングで、学んできたすべてのコミュニケーションスキルを実践します。受講者15名が3チームに分かれ、それぞれ別のテーマで5分間のロールプレイを考え、発表していきます。

     

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    真剣にシナリオを考える受講生の皆さん。さまざまなアイディアが飛び出します。

     

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    赤ちゃん人形を使ってロールプレイ。迫真の演技に、思わず笑みがこぼれます。

     

    傾聴と共感が必要な事例、ティーチングとコーチングが必要な事例、家族間の調整が必要な事例など、さまざまな事例について具体的にシナリオを考えていくことで、戦略的にクライアントのNEEDS(意識化された要求)と、WANTS(意識化されていない欲求)を引き出していきました。

     

    最後に藤本准教授からは、このようなメッセージをいただきました。

     

    「ここで学んだコミュニケーションを、日ごろから意識してみましょう。そして産後ママに接するときは、産後ママの声に耳を傾け、産後ママの考えを尊重しながら、必要なケアを提供していきましょう。日常生活で意識してトレーニングし、取り入れていくことで、知識が生きたスキルとなって身についていきます。今後のみなさまのご活躍をお祈りしています」(藤本准教授)

     

    実践を通じて、受講生ひとりひとりがコミュニケーションのあらゆるパターンを経験した第11回授業。産後ケアリストとして必要不可欠なコミュニケーション力は、日々の意識的な積み重ねから生まれるということを、全員で確認しあった3時間でした。