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【全国で活躍する産後ケアリスト
佐々木千昭さん
-県立病院を退職し、産後ケアの実現!という大きな目標に向かって邁進中!】

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厚生労働省から「産前・産後サポート事業ガイドライン/産後ケア事業ガイドライン」が公表され、今後各自治体で産後ママをサポート・ケアする行政サービスの充実が予想されます。産後ママを様々な面からサポートする専門家・産後ケアリストにも、さらに注目が集まるでしょう。

そこで、現在活躍している産後ケアリストに、どうして産後ケアリストになったの?どんなお仕事をしているの?-といった素朴な疑問をうかがってみました!
今回インタビューしたのは、岩手県盛岡市で、産後ケアに関わる準備をしている佐々木千昭さんです。

県立病院の産婦人科で助産師として活躍されていた佐々木さんですが、今年、25年以上勤務していた病院を退職し、現在は産後ケアに関わる準備に向けて奔走しています。
病院では役職もついていた佐々木さんが、これまでの職を辞して産後ケアに関わる準備をしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
「県立病院で働きながら、私自身は産後ケアの必要性を実感していました。しかし、県立病院は地域医療の中心的役割を果たす機関として、県内からリスクの高い患者を受け入れることも多く、産後ケアまで業務を広げることができない、という現状もありました。
それならば『退職して自分で産後ケアに関わる仕事をしていこう』という結論に至りました。」

県立病院の職員=公務員、という、安定感のある仕事を辞めるにあたって、不安はなかったのか、たずねてみました。
「職を辞すること自体に不安はありませんでしたが、唯一の不安は、いつ始めるか、というタイミングでした。
まだ体力のあるうちに新しい職場になれ、軌道に乗せて後進も育成するということになると、最低5年は必要になるだろうと思いましたので、今年がタイムリミットかな、と思って病院の退職を決断しました。」

そんな佐々木さんが産後ケアに向けて取り組んだことは、支援者探し。
「様々な産後ケアセンターを見学した結果、今、産後ケアセンターの運営をするには、自治体からバックアップを受ける、あるいは病院等の附属施設として様々な連携・支援を受けることが必要だと感じました。」

なかなか難しそうな支援者探しですが、佐々木さんは自らの「目と足」で探したそうです。
「盛岡市内の産婦人科医院をさりげなく見学して、スタッフが一番楽しそうに、イキイキと働いている医院の先生にお声かけしました。岩手県内で初めて、BFH(WHO/ユニセフ認定『赤ちゃんにやさしい病院』)に認定された医院であることも、お声かけしよう!という気持ちを後押ししましたね。

その医院の先生は、学会などでよくお会いする先生で、情熱のあるお人柄も存じておりまして、『はじめまして』の先生ではありませんでしたが、医院の経営判断に係わるような大きな話をするのは初めてでした。
でもお話ししていると、産後ケアの重要性や、産後ケアセンターの存在意義についてもご理解いただき、最終的に『うちの医院で産後ケアをやってみませんか』ということになりました。」

支援者探しと並行して、行政への働きかけも行なった佐々木さん。
盛岡市では今年の6月から、産後2週間と産後1ヶ月に使える助成券(5,000円)が支給されることも決まったといいます。
「こうした行政のバックアップも、産後ケアを気軽に利用してもらうためには必要です。」(佐々木さん)

現在、産婦人科医院で助産師として働く、忙しくも充実した日々を過ごしている佐々木さん。

さて、助産師である佐々木さんが、なぜ産後ケアリスト認定講座を受講したでしょうか?
「学生時代の同級生だった看護師のすすめで受講しました。東北地方ではあまり耳なじみのない資格でしたが、産後ケアを真剣に考えるならば勉強になる、といわれましたね。
実際に受講して、『患者さんの考え方を受け入れ、尊重する』という点が新鮮でした。私たちは、『医療従事者だからこそ譲れない』と思い込んでいた点が少しあったように感じました。特にホスピタリティについては、非常に勉強になりましたね。
産後ケアリストは医療従事者ではありませんが、産後ケアを行なう上では必要な人材だと思います。」

佐々木さんの産後ケアの仲間として、産後ケアリストの方々が活躍する日も近いかもしれませんね?!産後ケアリスト認定講座は、皆様の受講をお待ちしております。

<5月以降の産後ケアリスト®認定講座 通学講座スケジュール>
■産後ケアリスト®2級認定講座

7/7(土) 10:00〜16:00 協会大阪校 協会主催
7/21(土) 10:00〜16:00 協会赤坂見附校 協会主催

※1日4時間の入門編
・産後ケアと産後ケアリスト
・産後ケアリストの必要性と活躍の場
・ママサポートと育児に関連した社会の状況
・産後ケアリストの業務に実例
・コミュニケーション学(基本編)

受講料(消費税込み)
47,520円(受講料、テキスト代、認定試験料含む)

※認定試験合格された方は、24,840円(内訳:認定料8,640円 協会入会金5,400円年会費10,800円)が別途必要となりますので、ご了解のうえお申し込みください。

■産後ケアリスト®1級認定講座
6/3(日) 10:00〜17:00 協会赤坂見附校 協会主催
6/3(日) 10:00〜17:00 協会大阪校 協会主催
6/17(日) 10:00〜17:00 協会名古屋校 協会主催

※1日6時間×7日間(7日目は認定試験と面談)の実践編
・毎週土日曜日、講義時間/10〜17時(お昼休憩1時間含む)

受講料(消費税込み)
205,200円(受講料、テキスト代、認定試験料含む)

※認定試験合格された方は、16,200円(内訳:認定料16,200円)が別途必要となりますので、ご了解のうえお申し込みください。(年会費のお支払がお済みでない方は年会費10,800円も必要)

■お申込み
お電話03-6272-3542(11〜17時・土日祝日を除く)または、メールで名前・住所・電話番号・メールアドレスをjimukyoku@sango-care.jpまでお知らせください。

カリキュラムの詳細は協会HPをご覧ください。
http://sango-care.jp/lectures/

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