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【京都町家の産後ケア施設@Sango Careのスタッフをご紹介!
小西祐規子さん(産後ケアリスト・アロマコーディネーター)】

産後ケアは、地域によって抱えている課題やニーズはさまざまであるにもかかわらず、既存の施設が行なっているサービスは残念ながらほぼ横並びで、地域課題を細かくすくいあげるような施設がそれほど多くないのが現実です。

日本産後ケア協会は、日本全国の各地域が抱える産後&育児問題を解決する『地域課題解決型の産後ケア施設』創りを進めます。その第一弾として、京都町家をリノベーションした宿泊施設でアーティストや外国人との交流もある新たなスタイルの産後ケア施設『&Sango Care(アンド産後ケア)』を開設いたします。

そこで今回は、『&Sango Care』のオープニングスタッフで、産後ケアリスト・アロマコーディネーターの小西祐規子さんをご紹介いたします。

小西さんは、産後のお母さんを対象にアロマトリートメントを行なう仕事を11年、続けています。
「自分が出産した産婦人科の病院が主なクライアントです。
その病院では、出産して入院中のお母さん全員にアロマトリートメントを病院からのプレゼントとして無償提供しており、私がその施術を担当しています。
施術をしたお母さんの中には、退院後もアロマトリートメントを希望される方もいらっしゃいます。その場合は、ご自宅にお伺いして施術させていただくこともあります。」

しかし小西さんは「アロマトリートメントの仕事をこのままずっと続けることができるのか?」という迷いがありました。
「10年後、20年後を考えたときに、ただアロマトリートメントを提供するだけではなく、もっと産後のお母さんに踏み込んだケアができるようになりたいと思い、産後ケアリストの資格を取得しました。」

産後ケアリスト1級を取得する頃には、産後ケアリストとして個人で活動を始める予定だった、という小西さんですが「いきなり独立するには、経験が不足している」ことも感じていました。
「ベビーシッターの会社で働いたほうがよいのではないか、自治体のファミリーサポートの協力会員として経験を積んでもいいのではないか、と、キャリア形成の第一歩をどう踏み出すべきか、悩んでいました。
そんなときに『&Sango Care』で産後ケアリストを募集していることを知りました。
日本産後ケア協会が設立した施設で、自分のキャリアを活かしつつ、産後ケアリストとして新たな経験を積むことができると思い、すぐに応募しました。

『&Sango Care』では、たとえば来ていただいた方とお話しながら気楽にアロマトリートメントを受けていただくなど、ふれあいを通じて心をオープンにしてお話を楽しんでいただくようなサービスができると嬉しいですね。
また、『&Sango Care』は多文化共生の産後ケア施設ですから、外国人ママと日本人ママが交流できるような場やサービスが提供できれば、と思っています。
たとえば、外国人ママと日本人ママがみんなで歌う、みたいな時間があると素敵だと思います。言葉は通じなくても、音楽は世界共通、しかも声を出すのはストレス発散にもなります。

『&Sango Care』で自分は何ができるのか、そしてどのような施設・交流の場にしていくのか。私たちが皆さんと一緒に創っていくことになるので、とても楽しみです。」

小西さんは『&Sango Care』に来るお母さんたちに「頼ってほしい」そして「自分の楽しみを見つけてほしい」といいます。
「子育てで壁に突き当たったとき、専門的な知識とスキルを持つ第三者に話しを聴いてもらうことは、非常に有効です。
アロマトリートメントは、施術すると体がスッキリしますが、それだけではなく、家に帰って子育てに躓いても気分を立て直して前向きに過ごせるように、私たちとの対話を通じて『お母さんの心の芯づくり』をお手伝いできれば、と思っています。

また、子育ては辛いばかりではなく、楽しいこともたくさんありますが、育児以外の楽しみも見出していただければ、より豊かな子育てを楽しむことができるのではないでしょうか。
『&Sango Care』はアーティストの工房が併設され、アーティストによるセミナーや工房体験も予定していますので、ぜひお母さん自身の楽しみも見つけていただければと思います。」

産後ケアの提供だけにとどまらない、新たなスタイルの産後ケア施設『&Sango Care』は2019年1月に京都市上京区西陣にオープンします!
皆様のご利用、お待ちしております。

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