東京都は2024年度、不妊治療や妊活に備えて男性が精子の状態を調べる検査を無料で受けられるようにすることがわかりました。

男性の不妊検査（精液検査、内分泌検査等）の検査費用につき、最大２万円の助成が受けられます。一般的な精液検査は数千円であることを考えると実質無償、と言えますね。
対象は18～39歳で都内在住など一定の条件を満たした男性で、関連講座の受講が必須要件となります。

東京都では、2023年度、関連講座を受講した18～39歳の女性を対象に、体に残された卵子数の目安を調べるAMH検査の費用の全額助成を始めていますが、不妊の原因の半分は男性にあるとされており、男性への支援も行うこととなったようです。

東京都福祉局は「もし、妊娠しにくい原因が見つかれば、治療することで妊娠のチャンスが広がります。まずは妊活の第一歩として、ふたりで検査を受けて問題がないかどうか調べてみてはいかがでしょうか。」と呼び掛けています。

助成金について、詳しい情報は東京都福祉局の「不妊検査等助成事業の概要」をご参照ください。

●東京都福祉局の「不妊検査等助成事業の概要」
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/kosodate/josei/funinkensa/gaiyou.html

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