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京都市 産後ケア事業の対象者を拡充

京都市は、2024年4月から「京都市スマイルママ・ホッと事業」(産後ケア事業)の対象者を拡充すると発表しました。

「京都市スマイルママ・ホッと事業」は、京都市内に住民票を有する産後1年未満の母親とその乳児を対象に、医療機関等での産後ショートステイや産後デイケアを通じて心身のケアや育児等の支援を行う産後ケア事業です。

これまでは、京都市内に住民票を有する産後1年未満の母親及びその乳児で、次の2つの要件を満たし、市が必要だと判断した方のみが対象者でした。
(要件1)
母親の産後の回復が思わしくなく母体管理が必要な体調不良の方、又は育児に不安があり、授乳や沐浴などの方法についての相談、助言、指導等の心理的支援が必要な方
(要件2)
親族等から支援が受けられず、家事、育児等の日常生活を行うことが困難な方

2024年4月からは「京都市内に住民票を有する産後1年未満の母親及びその乳児のうち、産後ケアを希望する方」となりました。

自治体の産後ケア事業を利用したいけれど、体調不良や育児への不安の度合いがどのくらいならば使えるのか、判断に迷う方もいらっしゃったかと思いますが、これからは希望する方が受けられるようになります。
産後ケアを希望する方への窓口が大きく開かれた、という印象ですね。

なお「京都市スマイルママ・ホッと事業」の事業者である川村産婦人科は、産後ケアリスト1級の川村美星さんがセンター長を務める産後ケアセンターが併設されています。
ぜひご利用ください!

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