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【産後ケアリストレポート(金澤裕香編2~受講中の学びと仲間について~)】

【産後ケアリストレポート(金澤裕香編2~受講中の学びと仲間について~)】
こんにちは、産後ケアリストの金澤裕香です。
私は2016年資格取得後、認定講座での学びを活かしながら非営利一般社団法人日本障がい疾患家族支援協会を設立し、CARE LAND(https://careland.org/)を立ち上げました。

前回は資格取得のきっかけについてお話しさせていただきました。
今日は産後ケアリスト認定講座受講中の学びについてお話しいたします。

私が1級を受講したのは2016年9月−11月、土・日を使って講義を受講し資格を取得しました。
講義では、産後ママを様々な面でサポートするために必要なことを各分野の専門家から学ぶことができます。

私が受講してまず驚いたのは産後ケアリストが関われる範囲の広さです。
育児サポートはもちろん、心・体のサポートから家事・情報サポートまで幅広く関わることができます。

多くのケアリストは仕事を始める段階で、この中から自分の強みとなるサービスを絞って提供していきます。
自分の強みや特性を活かしならサービス内容を決められることは私にとって、とても魅力的でした。

日々の学びは発見が多く、自分の出産・育児経験を客観的に見ることができ、自分が経験しなかったトラブルや悩みを知ることができました。
また、グループワークや体を使った実習も多く、他の受講生とも仲良くなりやすい環境でした。
すでにシッター経験が豊富だったり子育て経験がある方がほとんどだったので、お昼休みに貴重なお話を聞かせていただいたり情報交換を積極的に行なっていました。

学んだことはすぐに活かせることばかりで、私は当時小児科に入院していたのですが、他の入院の方が面会の間、兄弟児の赤ちゃんをちょっと抱っこしてあげたり、離乳食で悩んでいるママに少しアドバイスができたりと日々の生活にすぐに役立つ実感が持てました。

「自分と同じような重度障害児のママの役に立ちたい」と思いこの講座を学び始めましたが、今まで知らなかった悩みに触れられたこと、そして日本中に強い想いを持って素敵な活動をされている人がたくさんいることを知り、次第に「悩みを持つ当事者やそれを支援している人を繋ぐものを作りたい」と思うようになりました。その想いが今の事業に活かされています。

今私が関わっているCARE LAND は、患者さんとその家族の「仲間作り」と「情報共有サポート」を手助けする疾患特化型SNSです。困りごとをみんなで解決する、そんな場所にしていきたい。
産後ケアリストの講義を通して知ることができた出産・育児に関わる問題や、それをサポートする手段を私らしい方法で形にしていきたいと思っています。

病気・障がい当事者と家族のためのオンラインコミュニティCARE LAND(ケアランド)
公式WEBサイト https://careland.org/
公式Facebookページ https://www.facebook.com/careland/

一般社団法人日本産後ケア協会
産後ケアリスト金澤裕香

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