こんにちは、産後ケアリスト1級の金澤裕香です。
この連載も4回目になりました。
今日は私が運営している疾患特化型SNS『CARE LAND』についてご紹介させていただきます。

CARE LANDは全ての病気・障がいを持つ方とその支援者が平等に「大切な仲間」と「必要な情報」を得るためのオンラインコミュニティです。



少し想像してみてください。

私たちは何か大きな問題に直面した時、初めはただただ不安でどうやって向き合えばいいのか分かりません。
しかし日々取り組む中で少しずつ「情報」と「仲間」を得ることができ、問題を把握し、対処方法を知る事により、前に進むことができるようになります。

しかし、病気・障がいに関しては、まだまだ日常の中で話題にすることがタブー視されていたり、医療機関で対処するものと思われたりと、「情報を得て選択をする」「孤独を感じずに生きる」ことが難しい状況です。
私たちはこの問題解決に取り組んでいます。

現在は250疾患以上の方にご登録頂いており(※2017年11月20現在)、日誌と掲示板(Q&A)を中心に交流がスタートしています。

日誌にコメントが付くことで治療継続への意欲が湧いたり、掲示板で日常の困りごとを相談することで、より良い毎日が送れる手助けをしています。

ご利用者からは「普通の生活を送ることへの苦労が周りに理解されず苦しんでいました。
日誌に頑張ってますねとコメントを頂いて、それだけで本当に嬉しかった」などのお声を頂いています。

また、このサービスは「病名・障がい種別でくくらない」という特徴があります。
病名や重症度というカテゴリーを超えて、様々な人が行き交うからこそ起こる新しい風を大切にしたいと考えているからです。

場所のハードル、情報のハードル、心理的なハードルを越えて、横のつながりを持つことができる新しいプラットフォームとしてCARE LANDを運営しています。

発達障がいや先天性の病気のお子さんを持つご家族も多数ご登録いただいております。
もし、皆様のお近くにCARE LANDを必要とする方がいらっしゃいましたら、勧めていただけると幸いです。

【運営概要】
サービス名:疾患特化型SNS『CARE LAND β版』
運営:一般社団法人 日本障がい疾患家族支援協会
利用料:完全無料
対象:全ての患者さんとその支援者の方
(現在250疾患以上のご登録があります※2017年11月30日現在)
サービス内容:現在は「病状日誌」と「掲示板(利用者さん同士のQ&A機能)」を中心に展開しています。
(随時新機能追加予定)
お申し込み:公式WEB(https://careland.org/) にて受付中

病気・障がい当事者と家族のためのオンラインコミュニティCARE LAND（ケアランド）
公式WEBサイト　https://careland.org/
公式Facebookページ　https://www.facebook.com/careland/

一般社団法人日本産後ケア協会
産後ケアリスト金澤裕香