産後ママが必要としている支援やサービスは様々です。
産後ケアの支援やサービスを考える際に重要なポイントは、自分の経験ではなく、産後ママの考え方、育ってきた環境、生活スタイルを尊重することです。
まずはしっかり話を聴くことからスタートします。
なんとなく、憶測、勝手なイメージではなく、関係作りをしながら、産後ママが大事にしていることは何か、これまでどのような生活をしてきたか―時には質問も交えながら聴きます。
このとき、プライベートかつデリケートな話を細かく伺うことになりますので、産後ママや家族のプライバシーを侵害せず、適度な距離を保つよう心がけることも忘れてはいけません。
どのように産後ママの考え方、生活スタイルを把握するのか、答えは一つではありませんが、適度な距離感を保ちつつ、きちんと「聴く」ことを通じて産後ママの特徴をつかみ、産後ママが望むケアを適切に提供する必要があるのです。