ニッポンの産後ケア

「産後」はいわゆる「産褥期」だけではありません―より長期的に・多方面から産後ママをサポート―

2014年、厚生労働省は「地域における切れ目ない妊娠・出産支援の強化」として、妊娠・出産に関する正しい知識の普及から、産後の周辺環境や情報面のサポートまでを包括支援モデル事業として、女性に対する継続的ケアの充実を掲げました。

この厚生労働省の指針をもとに、日本産後ケア協会では、「産後」を、一般的な「産後」(助産学的に「産褥期」といわれる分娩後6~8週間)といわれる短い期間ではなく、より長期的にとらえ、産後ママを多方面からサポートすることをめざしています。

産後ケアの必要性を考えるとき、産後ママの悩みやニーズはある一定期間だけあるのではなく、産後の経過や環境によっても、また赤ちゃんの成長段階によっても、悩みの種類・質・深さも異なると考えるからです。

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