「ママ友」との関係は、今の子育て世代のママ達にとってメリットもデメリットもあります。ママ友との関係に悩む産後ママには、時にケアが必要となる場合があります。
ママ友とのつきあいには、子育ての悩みを共有できる、子どもを一緒に遊ばせることができる、食事などで息抜きができる、情報が入りやすいなどのメリットがある一方、子どもの発育や発達などをめぐり母親同士の競争心が芽生えることがある、無駄な気遣いや交際費がかさむ、トラブルに巻き込まれ在ることもあるなどのデメリットも見逃せず、ママ友との関係に悩む産後ママも少なくありません。
ママ友とは、距離感をはかりながら関係を築いていくことが理想である、といえますので、ケアのポイントとして、無理して付き合わないこと、時間を決めること、適度な距離を置くこと、金銭感覚・育児方針がなるべく同じ人と付き合う、などがあります。
これらの中には、すぐにできることと、時間がかかることがありますが、一番大切なのは「一人で悩まない!」であることを伝えましょう。
また、ボランティアに参加する、ママ友以外の世界をつくるなど、自分の足場をたくさん持つことを勧めるのも有効です。
子どもの発達については「競争」ではなく、子どもにとっての最善策は何か、夫とよく話し合い、夫婦での価値観を摺り寄せておくように助言するとよいでしょう。
夫との時間を共有することは、何より産後ママの精神的な支えになります。少々言葉は乱暴ですが「夫を上手く巻き込む」ことも大切です。