ニッポンの産後ケア

【産後ケアリストの必要性と活躍の場.39】
〜公的支援のための届出などの情報提供、地域社会の情報提供〜

インターネット等を利用して情報を簡単に入手できるようになった現代。これは産後ママにとってありがたい反面、たくさんの情報の中から的確な情報を取捨選択することが困難で却って混乱する方も少なくありません。
そのため、産後ケアリストは、氾濫する膨大な情報の中から的確な情報を提供する「情報のサポート」にも配慮する必要があります。
大きく「公的支援のための届出などの情報提供、申請サポート」、「地域社会の情報提供」、「その他の情報」の3つがありますが、今回は2つの情報サポートについて少し詳しくお話しいたします。

●公的支援のための届出などの情報提供、申請サポート
産褥期に必要な届出や、経済的支援の届出などの情報提供と申請サポートを行ないます。
出生届や低出生体重児出生届などの基本的な届出のほか、自治体によっては出生祝い金や産婦健診費用の補助、ひとり親世帯の医療福祉費支給制度など、産後ママが利用できる経済的支援を得るための様々な行政の手続きがあることの情報や申請時のサポートをします。

●地域社会の情報提供
産後ママが地域社会とかかわるための情報を提供します。
児童館や子育て支援センターなどの育児情報、医療機関情報、ママサークルなど、産後ママが地域社会とかかわるための情報を提供します。
これらの情報を提供する際は、ネットで確認するだけでなく、産後ケアリストとして自分の目で確認してください。
どのようなサークルがあるのか、どんな特徴があるのか、自身でしっかり「感じる」ことが大切です。

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