ニッポンの産後ケア

【ママサポートと育児の現状3】
産後ケア施設で働く

産後ママに特化したケアが提供される産後ケア施設。
特に、同じ状況下にある母親同士が一定期間を一緒に過ごす滞在型のケア施設は、育児不安を軽減し、その後の育児への自信を与えてくれます。
デイケア型の施設でも、デイケアの時間帯などにあわせた産後ママ向けのケアが提供され、同じ状況下にある産後ママたちの憩いの場として重要な役割を果たします。
デイケア型の場合、滞在型のケア施設よりも時間や費用の面で使いやすいというメリットもありますが、最近では滞在型のケア施設の利用に対して一定の補助を出す自治体も出てきました。

幼児虐待などを減少させる意味でも、今後、産後ケア施設の増加が望まれています。
そして、産後ママをケアする専門家である産後ケアリストの活躍も期待されています。

では、産後ケアリストが産後ケアセンターで働く場合、どのような点に気をつければよいでしょうか。
まず、その産後ケアセンターの設置主体が何か、を確認してください。これは、雇用されるご自身が、無用なトラブルに巻き込まれることを防ぐ意味でも重要です。
また、産後ケアリストとしての責任の範囲を明確にする必要があります。雇用契約の際などに確認しておきましょう。特に、身体に触れるケアをすることがないかどうかは、しっかりと確認する必要があります。

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