産後ケアリストが提供する「こころ」のサポートは、産後ママに「ゆっくり母親になっていけばいい」というメッセージを伝えます。
ゆっくり母親になるための具体的なサポートのポイントは6つありますが、今回はそのうちの2つをご紹介いたします。
(3)退院及び帰宅の付き添い
産院等からの退院時に、夫や家族が付き添えない場合、産後ママと一緒に帰宅し、初めての自宅での育児スタートに付き添うことは、産後ママの不安を大きく軽減させます。
産後すぐから産後ケアリストとしてサポートするためには、妊娠中から関わりを持つ必要があります。
(4)育児不安の軽減・幼児虐待の予防
育児不安から幼児虐待に発展するケースも多いことから、常日頃から地域の医療関係者だけでなく、保健師や保育士などとともに子育て支援ネットワークを構築しておきましょう。
危険性を感じたら、まずは行政に連絡を取り、虐待予防に注意を払うようにします。
産後ケアリストは、育児サポーターの一員としての自覚をもって、子育て支援のネットワーク作りを積極的に行ないましょう。
「私は産後ケアリストの資格を持っています」といっても、すぐに門戸が開けるとは限りません。
「育児のサポーターになりたいのだけれど、お手伝いできることはありませんか?」という姿勢を大切に、足を使って活動することが第一歩です。